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「西郷どん」ゆかりの鰻温泉 モニターツアー 報告

2017年03月23日

3月19日(日)、プラットフォーム事業を活用したモニターツアーを実施いたしました。

この事業を活用して、今年度新たな着地型商品や体験プログラムなどの開発を行っております。

今回、モニターツアーで大河ドラマ「西郷どん」のゆかりの地である鰻温泉をいち早く訪れていただきました。

鰻温泉は、指宿温泉の中でも単純硫黄泉の泉質を持つ温泉で、九州で2番目に大きい鰻池のほとりに位置しています。おそらく指宿温泉といえば「天然砂むし温泉」をイメージされる方が多いので、あまり立ち寄られた方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

こちらの鰻温泉、明治7年に西郷隆盛が犬を13匹連れて訪れ、約1か月間滞在しています。

滞在中は、開聞岳周辺に狩りに出かけ、兎を獲ったり、近所の子どもたちと遊んだり、雨の日は読書・瞑想・漢詩などを作って過ごしたと伝えられています。そして、この地に佐賀の名士「江藤新平」が西郷さんを訪ね、会談をした場所としても知られています。
約1か月の滞在を終え、滞在宅の福村家に御礼に犬を1匹差し上げよう、と西郷さんが申し出たところ、犬は怖いから、という理由で辞退され、代わりに西郷さんが着ていたフランネルのシャツを残しており、これが現存しております。

さて、ツアーに戻りますが、この地のご案内では西郷隆盛逗留跡地や鰻池などを散策します。散策の時間は約25分。約1.2kmのまちあるきとなります。

まちあるきを終え、プログラムでは、ここ鰻温泉名物の「スメ」を体験いただきます。

「スメ」は温泉熱を利用した天然のかまど。鰻地区の家庭にはこの「スメ」が引かれており、ガスの代わりに利用されております。「スメ」とは、鹿児島弁で湯気が「すもる」ということを意味していると言われています。

スメについての説明を終えたら、早速地元の食材を使用したちょこっとスメ料理の実演に入ります。

メニューでは、「温泉たまご+季節のお野菜一品」を予定しており、この日は日本一の生産量を誇る「スナップエンドウ」を試食いただきました。

スメに温泉たまごとスナップエンドウをセット。気候等の影響を受けますが、温泉たまごは約7分、スナップエンドウは約4分ほどで出来上がります。

参加者の皆様には、その間お茶が振る舞われ、完成をお待ちいただきます。

そうこうしているうちに、まずはスナップが出来上がりました。

蒸し上がってツヤツヤに輝いているのがお分かりいただけると思います。

スナップを試食。少し塩をふりかけお召し上がりいただくと、「美味しい」「甘い」「硫黄の香りがする」と好評の様子。

続いて、温泉たまごも茹で上がり提供いたしました。

今回は、モニターということもあり、ガイドさんの好意でサツマイモも。

静かな鰻池を望みながら、出来立てホヤホヤの地元食材に舌鼓。今回のモニターではとてもお気に入りいただいたようです。

最後は、指宿名物となった全員でのお見送り。無事にモニターを終えました。

現在、こちらのプログラムはガイドさんの研修等を行っている最中です。駐車場やトイレの整備など、まだ完全ではありませんので、受け入れできる人数等制限はあるかと思いますが、ゴールデンウィーク頃を目処に案内活動をスタートすべく、取り組みを進めております。ぜひご期待ください。

モニターの一行には複数のプログラムを体験いただき、西郷さんも狩りに出かけたという開聞岳が綺麗に見えるJR日本最南端の「西大山駅」へ。

ここあたりからは、東シナ海が綺麗に見渡せます。

鰻に滞在した西郷さん。開聞岳辺りへ出かけ、若かりし頃、山川港より大海原へ旅立った日や、海の向こうで出会った愛加那や子どもたちと過ごした日々を、思い出していたのかもしれません。
そんな旅情を誘う指宿の地へ、大河を機にぜひお越しください。

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