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夢たまプロジェクト 「リメンバー南薩鉄道 昭和をあじわう旅」

2014年09月01日
JR指宿枕崎線の指宿駅から枕崎駅間に、観光を主とした列車を走らせ、広域的な観光の魅力を高めることを目指す「夢たまプロジェクト」。沿線や南薩の有志や自治体により組織されており、2月には「指宿のたまて箱」を使用した試験運行を一度実施いたしました。 そして7月24日(木)、「夢たまプロジェクト」第2弾となる試験的な観光ツアーが実施されました! 観光ツアーのタイトルは「リメンバー南薩鉄道 昭和をあじわう旅」。 平成26年は、南薩線の廃止から30周年という節目を迎えます。また、南薩鉄道の開業からも100年目ということで、にわかに注目を集めており、今回は、鉄道を使った企画と重ねて実施されました。 今回のツアーは、それぞれの市町の関係者等が参加の対象であり、全体でも40名ほどの参加者でしたので、この場でツアーの内容をご紹介させていただきたいと思います。 8:45 JR指宿駅に集合となります。ここでは、南薩鉄道のパネル展と、「指宿まるごと観光ガイド」の皆さんによる山川産本枯節を使用した「茶節」の振る舞いというしつらえで、皆様を歓迎します。 9:44 JR指宿駅を貸切列車が出発!駅のホームではボランティアの皆様や「たまらん三兄弟」がお見送り。昭和の就職列車などの雰囲気をほうふつさせる紙テープによるお見送りも。 ここからはしばらく列車内での催しのご紹介。 列車が出発後は、まず日本一の生産量をほこる鰹節の産地鹿児島の「枕崎」産を使用した「出汁スープ」の振る舞い。乗客の皆様にホッと一息ついていただきます。 そして、列車内では「指宿まるごと観光ガイド」の吉留さんより車窓からの風景についてご案内。 10:04 そうこうしている間に最初の立ち寄り駅、JR日本最南端の西大山駅へ到着。駅では数分間停車して、絶景開聞岳の写真撮影ができました。 列車にも「リメンバー南薩鉄道」の装飾が。 ご紹介が遅れました。今回の総合案内役として、車掌的な役割を務められた出汁の伝道師「ダッシ―」と、ゲストの「メーテル」もかけつけていただき、流ちょうな会話で車内を盛り上げていただきました。 また、西大山駅からは、西大山駅観光案内所 兼売店の「かいもん市場」から車内販売。マンゴープリンなど大人気の商品で完売となりました。 さて、西大山駅を出発!列車は指宿のおとなり南九州市へと入ります。 南九州市に入ってからは、車内案内を現地のベテランガイドの加藤さんへバトンタッチ。当日は、男はつらいよの「フーテンの寅さん」風のコスプレで盛り上げていただきました。 まだまだ列車の中でのしつらえは続きます!今度は、南九州市と言えば「頴娃茶」、「知覧茶」で有名、ということで、「お茶娘」さんが登場!お茶の振る舞いのおもてなしです。 そして、極めつけ。そろそろ列車の案内にも疲れてきたところで、何とバイオリンの生演奏!優雅な時間が流れました。 盛りだくさんの内容で、乗客の方を飽きさせない演出が続きました。 もちろん、人だけの演出ではありません。この南薩摩を走る鉄道から見ることができる絶景!これも大きなおもてなし。青い空、どこまでも続く東シナ海の海。これも最高です。 そして、車外では今回の臨時列車の運行に対し、地域の方々の本当に温かいおもてなしがありました。 大変感動いたしました。地域の皆様、本当にありがとうございました。 11:14 そして、いよいよ列車は終点「枕崎駅」へ。枕崎駅でも最高の笑顔のおもてなしがありました。 地域の人々の気持ちにより作られた「枕崎駅」。その地域の皆様の「おもてなしの心」を本当に強く感じました。 さて、これで終わりではありません。ここからは、手配していたバスで続きの観光へ向かいます。 12:00 まずは昼食会場へ。昼食は枕崎市の「自然花(じねんか)」さんをお借りして、枕崎産の鰹節でとった出汁の味が最高のお蕎麦や、かつおのたたきをいただきました。 http://jinenka.jp/ ここは、本当に日本の原風景が広がる場所。そこで、日本の食文化の原点「出汁」の美味しさを存分に味わえる、とても贅沢なランチでした。 次は、いよいよツアータイトルの本題でもある南薩鉄道の配線跡をめぐる旅。南さつま市加世田の「津貫」や「上加世田」で下車して、駅の跡やホーム跡を見学いたしました。 まずは、津貫の風景。 駅舎跡は保育園に。 当時の物流拠点を思わせる倉庫群も。 上加世田の駅ホーム跡 もちろん、現地のボランティアガイドさんにご案内いただきます。 14:00 廃線跡を見学した後は、加世田の市街地にある「南薩鉄道記念館」へ。 当日は館長さんにご案内いただきました。 貴重な品々が保管されています。 当日は特別に「SL・キハ100系」が保存してある倉庫も見させていただき、とても貴重な体験をさせていただきました。 南薩鉄道記念館を後にし、帰路に入ります。鉄道では立ち寄れない場所には、バスで立ち寄り。 15:40 いよいよ最後の立ち寄り箇所、JAえい茶業センターへ到着。工場内の見学をさせていただき、「茶寿会」の皆様に新鮮なお茶を振る舞っていただきました。 秀峰「開聞岳」を望みながら、バスは一路、指宿へ。 以上、長々となってしまいましたが、南薩の名所を巡る観光ツアー、いかがでしたでしょうか。 南薩には観光に携わっている私どもも知らない名所・旧跡がまだまだ眠っているんだと感じます。これからも、雄大な南薩を走る鉄道を通して、それらを発見し、磨き上げたうえ、皆様に提供していけたら、と改めて感じた次第です。 試験運行の行程ではありますが、本当に面白いツアーでしたので、ぜひ、今回の投稿を観光のご計画にもご活用いただけたら幸いです。 そして、正式な募集型のツアーとして皆様にご案内できるよう取り組みは続きます。 byいぶすき☆NET
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