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鹿児島の夏の風物詩 『六月灯』をめぐる

2012年08月08日
各地に本格的な夏が訪れ、夏のレジャーで観光に出られる方も多いのではないでしょうか。 さて、今回は鹿児島の夏の風物詩『六月灯』のご紹介。鹿児島に住む人であれば、とても馴染みの深い夏の催し。子どものころに、一度は灯籠の絵を描いたことがあるのではないでしょうか。今回、指宿市内にある揖宿神社と稲荷神社の六月灯にお伺いしてきました。 まずは『六月灯』の歴史から。六月灯は、第19代の島津家当主「島津光久」が始めたと言われています。 島津光久は、江戸時代に入り薩摩が"藩"となってから第2代目の藩主。1600年代を生きた薩摩の殿様で、今も観光地として賑わう名勝「仙巌園」を築いた方としてもその名を知られています。 その光久が、新昌院(現新照院町)の上山寺の観音堂を再建した折、旧暦6月18日に沿道に灯籠を掲げ、道の明かりにしたのが始まりと伝えられています。 鹿児島で生まれた、正に鹿児島独特の夏の行事と言えますね。県内では、8月上旬頃まで、各地の神社仏閣に灯籠が奉納され、開催されています。境内に飾られた灯籠の明かりに加え、出店が並び、毎年多くの人で賑わいます。 それでは早速その模様を。まずは揖宿神社の六月灯。 六月灯の当日は、神社は明るい光に包まれます。 大型の灯籠もあり、雰囲気は徐々に盛り上がっていきます。 入口には「茅の輪くぐり」と言い、くぐると無病息災で無事に夏場を越えられる、と伝わる茅の輪もあります。 地域の子どもたちに描かれた灯籠が境内には並びます。 揖宿神社がある「宮」という地区に古くから伝わる伝統芸能「坂田踊り」の奉納も。 その他の伝統芸能や生け花の奉納も行われていました。 出店も並び、夏のお祭りとしても賑わいます。 続いては、指宿に伝わる幕末の豪商「浜崎太平次」ゆかりの稲荷神社の六月灯。付近の「湊」という地区の行事として、行われています。 本年の『六月灯』はもう終わってしまっているのですが、県外の方々からすると、とても珍しいイベントなのでは・・・と、写真で雰囲気を感じていただき、来年のお出かけの参考にしていただければと思います。 鹿児島に息づく文化と伝統を、来年の旅のご計画に加えてみてはいかがでしょう。 byいぶすき☆NET
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